デトロイト・メタル・シティ


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      デスレコーズ (Death Records)

      雑居ビルの雀荘とテレクラの間にある、DMCの所属事務所兼所属レーベル。彼ら以外の所属バンドは確認されていない。
      【梨元圭介(なしもと けいすけ)=資本主義の豚(駄豚)】
      デスレコーズに雇われたライブ時のサポートメンバー。身長165cm、体重72kg、血液型O型。鳥取県出身。楽器を演奏するのではなく、ライブでクラウザーII世に舞台上で暴行を受けて悦ぶM男役のパフォーマーである。素の根岸は当初申し訳ないと思っていたが、真性のM男なので全く気にすること無く、逆に根岸を励ましたりした。今では根岸もプロのプライドを持ってM男を演じ切る梨元を尊敬し、お互いが厚い信頼で結ばれている。根岸が帰省し、長期間ライブが行われなかった折にもライブハウスで帰りを待ち続け、「忠豚ブタ公」として銅像が立てられたこともある。
      好きな歌手は前川清。特技は、目隠しをしてもクラウザーII世を嗅ぎわけること。達筆。加齢臭がキツイらしい。

      年齢ゆえにスタミナ不足なのは否めないが、暴行が限界まで達すると思わぬ力を発揮するようで、サタニック・エンペラー用に自分の衣装を新調してくれたデスレコーズ社長の期待に応えて、ポアゾンとの対決では勝利に貢献。「豚が私を濡らせるとは思わなかったぜ!」とお褒めの言葉をいただいた。

      バツイチの中年男性で、別れた女性との間に中学生の子供がおり年に一度だけ面会できるが、「見習い豚」の品川が企画した「豚イベント」と面会日が重なった時にイベントを優先したことがある。M男のパフォーマーによる収入だけでは生活が苦しいらしく、DMCのライブが終わった直後ですらコンビニエンスストアでアルバイトをしている。そこで出会った意中の人(苗字は上村。26歳のバツイチ女性)のため、一度だけ根岸の計らいで「資本主義の英雄」としてDMCのボーカルを務めたことがある。「家路」というタイトルのオリジナルソングも披露し、最初は上村も感動していたが、苛立ったクラウザーに邪魔されていつも通りのM男としてのパフォーマンスを披露する事となってしまい、上村からは幻滅され実を結ばなかった。尚、主要人物でありながら実写版には登場していない。 【デスレコーズ社長 / ブラック&デスレコーズ社長】 DMCの所属事務所の女社長。本名は不明。身長165cm。金髪で皮ジャンにミニスカート。「ユー達」等英語交じりの妙な喋り方をする(ただ、連載が進むにつれてそのような台詞は少なくなってきている)。「怒りでコカンがヘソまで裂けた」など、突飛な発言が多い。また、臍ピアスをしている。タバコの火を自分の舌に押し付けて消すほか、昼間から飲酒や喫煙はもとより麻薬や覚醒剤すらやっているような描写もあり、生き方そのものがデスメタルを地で行く女性。物事の良し悪しをすべて、股間が濡れるか否かで判断している。意外にも甘いもの(生八つ橋)好きという面もある。「BAR サンズ・オブ・サタン」を愛用しており、そのバーには留学したケニーも訪れている。

      事務所の看板であるDMCの事は何より大事にしていて、自身もファンである。その情熱が行過ぎて、根岸の生活を普段からデスメタルに染める為に、グリとグラを引き連れてアパートに上がりこみ部屋を滅茶苦茶にしたり、クラウザーII世に火を吹きかけ「DMCは私のものだ」と断言したこともある。その為、根岸はクラウザーになりきっても社長だけは苦手である。また「どうやってDMCメンバーを集めたのか?」、「DMCの他にもクラウザーI世以外で契約アーティストがいるのか?」等、未だ明確でない謎も多い。
      ジャック・イル・ダークをデスメタルに目覚めたきっかけとして尊敬している。彼の自伝『ジャック・イル・ダーク 帝王の真実』をバイブルとし、着メロも彼の代表曲「ファッキンガム宮殿」。ジャック同様「ファック!」が口癖で、気に入ったものに対しても「オーウ ファーック」と発言するなど、すでに意味の崩壊が起こっている。

      かつては「DEATH」という集団を率いてレベルの低いメタルバンドを襲撃していたが、当時ブラックカオスのリーダーだった北原元気のレベルの高い演奏に触発されて北原と意気投合し、彼と共にブラック&デスレコーズを設立した。しかし後述の北原の逮捕の一件が原因で現在は顔を合わせれば一触即発の関係になっている。

      ゴッドが日本を席巻し始めた頃には、溜め込んでいた疲労が限界に達し「DMCは解散だ」のひと言を残して吐血、意識不明の重体に陥ってしまう。しかし、帰還したクラウザー2世とゴッドの対バンに病み上がりの状態で応援に駆けつけた。


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        SATSUGAIしましょう。
        親など殺しましょう。